子どもが塾や習い事を嫌がったり、子どもの成績が良くないことを理由に、強く当たったりしていないでしょうか。
子どもに対する期待が高すぎたり、周りの家庭などの情報から親が感じる圧力によって、知らず知らずのうちに子どもに強いプレッシャーを与えてしまうことがあります。
この記事では、あなたや配偶者による教育虐待を防ぐための4ステップをご紹介します。
目次
あなたや配偶者が教育虐待をしないための4ステップ
- STEP1 家庭内でコミュニケーションを取る
- STEP2 教育方針を作成する
- STEP3 前向きな言葉がけ・行動による支援をする
- STEP4 専門家の支援を受ける
STEP1 家庭内でコミュニケーションを取る
- オープンな対話の場を作る
- 子どもに体を向け、子どもの話をさえぎらずに話を聞く
- 質問をして理解を深める
- 子どもに共感を示す
子どもが塾や習い事について、どのように考えているか、家族で対話する場を作りましょう。
子どもの話を聞くことに専念し、「大変だったね」や「頑張っているね」などの言葉で共感を示しましょう。
STEP2 教育方針を作成する
- 家族として大事にしたい価値観を明確にする
- 長期的・短期的な目標を設定する
- 目標達成のための活動を決める
- 教育方針を定期的に見直す
子どもの教育において、何が大事であるかを考えるため、子どもも含めて家族で教育方針を作成しましょう。
教育方針を作成するにあたっては子どもの個性を尊重し、定期的に見直しをすることで、無理のないものとしましょう。
STEP3 前向きな言葉がけ・行動による支援をする
- 成果や努力を認め、前向きなフィードバックをする
- 失敗を学ぶ機会ととらえる
- 子どもの潜在能力を信頼する
子どもに対して、できないことを指摘するのではなく、できたことに目を向けて前向きなフィードバックをしましょう。
親による前向きなサポートは、子どもの自尊心を高め、困難に立ち向かう勇気につながります。
STEP4 専門家の支援を受ける
- 学習カウンセラーに相談する
- 子どもの苦手分野の支援者を探す
子どもが通っている学校・塾以外の場所で専門家の支援を受けることは、新たな気付きを得られるきっかけとなります。
ココナラなど、ネットで専門家を探し、学習の進め方や学習方法について支援を受けましょう。
家族のオープンなコミュニケーションによって子どもの成長を支援
家庭での教育虐待を防ぐには、子どもを含めた家族のコミュニケーションが重要です。
家族が前向きにサポートする姿勢を見せることで、子どもが前向きに困難に挑戦することができます。
これらの4ステップによって、家族間の信頼を高め、子どもの目標達成を応援しましょう。